見たまんまの世界

自分用のメモです。なんでもありません。

19卒 就活後記

先日、ようやく初内定を頂いた。 
業界、お給料、社風など色々見てかなり気に入っていた会社だ。
親からは「どうなの?」「まだ就活続けたら?」と言われたが、妥協は一切してない。細かいことを言うと、最も入りたかった会社・業界はありえん狭き門で、新卒で入るのは難しいと大学の先生から散々言われていた。受けたけど当たり前のように儚く散ったから切り替えて、これから就職する業界を中心に見ていた。

とはいえ人気業界には変わりないので、あっちこっち落ちた。
大企業に行くとただの駒になっている自分が容易に想像できたから、ほとんどベンチャーを受け続けた。

5月から6月にかけて教育実習があったため1か月ほど就活がストップしたが、全部で40社近く受けた。周りのことは気にせずマイペースで就活をする、と決めていたからそれが多いのか少ないのかわからないけど。

あまりに決まらなすぎて、親からは「(本当にしたい仕事に近づけるように)専門学校でも行けば?」と言われた。確かに、専門出身のわたしの友人はわたしが一番したい仕事をしている。彼女の話を聞いていると、専門に行くのも近道かもしれないとさえ思えた。大学で色々勉強して、あれが足りないこれが足りないってなってたから、親から打診されるより前から、他の学校に行くの憧れてたんだよねぇ。

行く必要なくなったけども。

 

ここまで内定が出るまで時間がかかったのにはわたしが掲げていた「マイペース就活」に原因があると思う。わたしは性格的に、夢中になってしまうと夢中になりすぎて他のものを犠牲にしてしまう傾向があるので、それは避けたいと思いマイペースに就活を進めていた。どうにかなると思ってSPIの勉強は一切しなかった(尚、どうにかならなかった模様)し、企業研究もさっと軽く済ませた。

内定を頂いた会社は気に入っていたのもあるしこれを逃したらいよいよやばいかもって思っていたのもあって、他の会社よりも力を入れて対策をした。そしたら内定もらえた。他の会社でも同じように力を入れていたら内定もらえてたのかなあ。どうなんだろうか。

 

 

今なら笑って話せるが、7月末に面接中に泣いてしまったことがある。
面接の最後に「あなたにとって働くとか?」と聞かれ、「こいつ(人事担当の面接官)4年の10月から就活始めたとか言ってたのに偉そうに何聞いてんの?」「一生懸命就活してるのにまだ内定1つもなくて焦ってるのに先のこと聞かれても困るし、アルバイトしか経験ないのにそんなのわかるわけなくない?」と思ったら涙が出てしまった。

渋谷のオフィスを出た後も涙が止まらず、リクルートスーツで泣きながら渋谷の街を歩いた。家に帰っても「どうしてこんなに自分はダメ人間なの?」と考えたら朝の4時まで泣き続けてた。

そんな辛い夜、とりあえず気持ちをぶつけようとこのはてなブログに色々書いたものが下書きに残っていたので、ほぼママで公開する。誰が見てるのか、誰も見ていないのか、わからないけど。

 

 

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いよいよ就活がきつく感じるようになってきた。

 

真夏にスーツを着るのもそうだが、この時期に決まっていないという焦りもある。いや「この時期」ってなんだよ。一般的な就活生がいつ就活を終えるとか知らないけど、もう8月だし夏休みだし終えておきたい気持ちもある。

 

わたしは就活をする上で自分にふたつのルールを課した。

①マイペースにする

②ゆるくする

 

決して楽をしたいなどという気持ちでルールを設定した訳ではない。わたしはストイックになりすぎると精神的に自分を追い詰めてしまう傾向にあるからだ。就活はうまくいかなく長期化することを前提に決めたものだ。

 

しかし、やはり、わたしだって人間だもの。無意識のうちに頑張りすぎちゃうこともある。

 

今日面接を受けた会社は、説明会のときから印象が良く気に入っていた(面接担当の人事はあくびを噛み締めながらやっていたので印象は一気に悪くなった)ので、傾向を調べ対策をしていた。

 

その場で不合格を伝えられ、しかもフィードバックまでされた。フィードバックって必要だと思う。けどこんな仕打ちあります?(笑)

面接の最後の「あなたにとって仕事とは?」という質問で詰まってしまい、詰まっているうちに「何で就活うまくいかないんだろう」とか「内定がどこからももらえない程わたしは悪い人間なのだろうか」とか考えてしまい、泣いてしまった。

マイペースにゆるくやっていた就活で泣くとは思わなかった*1。今も泣きながらブログ書いてるし。8月1日の夜1時半に。

だから、泣きながらフィードバックを受けた。なんて光景だろう。

 

わたしを落とした人事の男性に『「原因」と「結果」の法則』という自己啓発本をすすめられた。むかついたし、帰り道で買って読み終えた(1,200円もするくせに薄くて文字のサイズも大きくすぐ読み終わってしまった)。心当たりのある言葉の数々だった。今まで出会った大人に言われて、しかもわたしが無視してきた金言ばかりだった。流し読みしたから正確にそれと一致している、と言い切れないけど、どきりとした。

 

思い返すと、大人から言葉をもらったのはわたしが変わるチャンスをもらったのと同義だったのかな、と。正直、頭も良くないし、要領悪いし、シンプルに生きるのに向いていない人間なんだけど、それをカバーするためのアドバイスのようなものだったと思う。

 

とはいえ、日本は学歴社会である。学歴フィルターで濾される者はそれさえ知らずに濾されるので、学歴フィルターの存在を感じたことはないけど、履歴書やESではほぼマストで大学名書かされる(ふたつだけ「絶対書くな!」というふうに迫られた会社があった)し大人は見てる。

 

「世間からよしとされる学歴を手に入れるに見合った努力」をしていないから、こんなこと言っても「は?」って感じだけど、高学歴を入手するには運も試されるからずるい。あとは、試験当日に実力を発揮できるメンタル。わたしは、当然努力不足もあるとは思うけど緊張で当日にだめになってしまうタイプのようで。緊張の自覚はないからただの言い訳という可能性もあるけど。あとは環境とか。ただと統計にすぎないけど、東大生の親は年収がいくら以上とか。国立で学費は私立より安いのに、親の収入が多い(いい職業についてる)必要なんて私立ほどないのにね、なんでだろうね。

 

そんな調子で高校受験も大学受験も失敗してる。就職先の第一志望は大手●●社。学歴見られるし書類で落とされた。書類出したの2月。就職も失敗した。

 

だからたまには報われることがあってもいいと思うんだよね。努力不足ではあると思うけど努力してないわけじゃないし。

 

 

ゼミの先生に「自分の力でどうにもならないことは頑張らなくていい」と言われた。就職なんかまさにそうだ。就職試験の点が良かろうが、面接でうまく喋れようが、合否を決めるのは他人だし。

でもこれは何もしなくてもいいことの免罪符にはならない。けど結局わたしは何をしたらいいんだろうか。ちょっと迷子だ。

 

 

なんか、自分の気持ちはブラさずにやろうと思ってたけど違うのかな。よそいきの言葉に改めた方がいいのかもしれない。

 

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病んでる!(笑)

本当に色々あったけど、自分の進みたい道に行けて本当に嬉しい。
周りの大人にこの業界に進みますって言ったらすごい褒めてくれるの。今までそういうことがあまりなかったから快感。

社会人になる前に自分を見直せる良い機会を与えてもらったな、と思います。

これからどういう仕事をするのか、想像しかできないから「頑張る」としか言いようがないけど、頑張ります。

*1:わたしはぼやぼやしてて感情が死んでいることが多いから「悔し泣き」をしたことがびっくり。ちなみに5月にも悔し泣きした