見たまんまの世界

自分用のメモです。なんでもありません。

好きな俳優が出る作品何回見るか問題

好きな芸能人が主演の映画を20回以上見に行った人がいる、ということを聞いた。

その方の性別や年齢は知らないけど、最低でも2万円はかかってるのかな。映画が1回120分だとすると40時間…!どうやって時間を捻出してるんだろう。職業が気になる。

 

おそらく世の中には「同じものを何度も見に外へ行く」ということに理解がない人もいるんだと思います。でも、映画にしろ舞台にしろコンサートにしろ、世界はまばたきをしている間にも移り変わっているし、取りこぼしがないよう自分の脳に焼き付けたい、って思っている人種もいるんですよね。わかります。わたしは完全に後者です。

 

でも「同じ映画」を20回って、どうなんだろう。

映画についてあまり詳しくないのですが、映画ってそうとうマイナーじゃない限り、あとは作品がコケない限り円盤化されると思います。今回の作品は相当有名な方も出演してるし、よほどのことがない限りDVDやBlu-rayで見れるようになるもの。でもそのうち映像作品(DVD)になる映像作品(映画)をたくさん見るってどうなんだろう。

 

確かに、何かの都合で編集されてしまい、映画とDVDが完全に一致しない場合もあるかもしれない。でもそれってきっとそこまでの違いにはならない。となると、二者の違いってスクリーンの大きさと音響の良し悪し。設備の問題。好きな芸能人を大きなスクリーンで見るのって良いよね。わかる。

あとは自分の気持ちの問題かな。明日には何かの拍子でこの芸能人を嫌いになっているかもしれないし、DVDが出る頃には好きじゃなくなっているかもしれない。今の自分だからこそこの映画を楽しめる、という意味で映画を見る。

 

そう考えると、映画に2万円って安いのかな。でもやはり、「映像作品が映像作品になる」ことは覆らない。2万円あればおいしいご飯が食べられるし、DVDが買えてしまう。

 

生で見る作品、舞台とかミュージカルとかは二度と同じものは見れない。セリフは同じでも、瞬きやちょっとした間は再現できないし、アドリブが入ったりもする。映像化されない作品も多いし、どの公演が収録されるかわからない。だからね、私は何回も見るなら舞台かなと思います。映像化されてもされなくても。

 

人の趣味って難しいなァ!!